平成18年夏号(vol.2)
みやぎ会
みやぎ会の活動
平成18年ボランティア活動状況
ボランティア風景 ボランティア風景

*** 実施された活動状況の写真をご覧になるときは日付上でクリックして下さい ***

「みやぎ会」が表彰されます

平成18年度道路ふれあい月間にちなみ、平成8年からみやぎ会の会員が積極的に参加している、道路愛護活動「ルート48クリーン運動」「ボランティア・サポート・プログラム」が評価されて、8月24日に東北地方整備局長から表彰されるとの連絡がありましたので、お知らせします。

母なる広瀬川

前号の「わが町の自慢」でご紹介しました広瀬川について、高橋成美さんが地元出身者として、概要と変遷などを詳しく調べてシリーズでいま昔をお話いたします。

広瀬川の水源は、宮城、山形県境関山峠(海抜千数百メートル)付近に発し、熊ヶ根において船形山の懐から流れ出る大倉川と合流して、海抜300メートルから400メートル以上の丘陵地愛子盆地を流下した後、仙台市中心部に憩いの水面と緑をもたらして名取川と合流する流路延長約40キロメートル、流路面積約310キロメートルの河川であります。

(次号へ続く)

広瀬川変遷
*クリックすると拡大表示されます*

宮城町の変遷

歴史を紐解いてみますと、明治22年当時は広瀬村と称し5つの村で構成され、総戸数305戸、人口は2,668人でした。(旧作並村、旧熊ヶ根村、旧上愛子村、旧下愛子村、郷六村)
その他に、大沢村があり構成は、旧大蔵村、旧芋沢村で312戸、人口2,824人でした。

昭和30年 宮城村 2,279戸 14,161人
昭和40年 宮城町 2,950戸 15,272人
平成18年 仙台市※1 23,925戸 64,424人
※1:(宮城支所管内)

愛子の地名

内親王愛子さまの名前で、一躍有名になった愛子の地名は、宮城町史によると子愛観音(子安観音)様に由来すると言われています。

子愛観音(子安観音)は、安らかに子供を生むこと、即ち安産守護観音様であります。
また、「あやし」の語には、幼児の機嫌をたくみにとり、子供を愛育する意味があります。

この子愛(こあやし)観音様の名称から、「あやし」の語を「愛子」の文字に入れ替えて「あやし」と読むようになったものと思われます。

安永風土記の由来によると、「当村横町と申所に相立申候所子愛観音有之候を以当村の之名に由来候御座候事」と記されております。

動脈たる国道48号

宮城町を東西に貫く国道48号は広瀬川と寄り添いあいながら、太平洋岸と日本海側との物流・観光者の流動を日夜休まず確保している、まさに重要な動脈であります。

この国道48号については、現職時代に道路屋として活躍された八鍬新治さんが、培われた経験をもとに詳しく紹介してくれます。

一般国道48号は仙台市を起点(仙台市青葉区本町三丁目)とし、旧宮城町、作並温泉郷、関山トンネルを経て山形市(終点 山形市飯田四丁目)に至る延長83q(実延長61.3km)の国道で、仙台・山形を結ぶ重要路線です。(主な経過地は東根市・天童市)

江戸時代には、関山街道、あるいは作並街道と呼ばれていて、峠の地形は、急峻であり、明治15年に旧関山トンネルが開削され又、昭和38年度から現在の関山トンネルの工事に着手し、昭和43年度に完成しています。

国道48号起点 国道48号起点

一般国道48号は仙台市青葉区本町三丁目を起点に勾当台公園通りを北上し、北四番丁交差点を西に折れて大崎八幡宮の前に至ります。大崎八幡を過ぎると2車線となり、広瀬川沿いに進み生瀬橋を渡り、旧国道48号線交差点、仙台西道路からの連絡道路を通り仙台西道路に合流します。(東北縦貫自動車道宮城ICからの連絡道路とも合流)

仙台西道路(自動車専用道路)は広瀬通りと晩翠通りの交差点から仙台市折立までの4車線道路で、昭和46年度より事業着手し、昭和58年には広瀬通りと西公園通りの交差点から折立まで延長4.9qの2車線を完成、暫定供用を開始しました。

引き続き昭和59年には立町トンネルを完成供用。昭和62年には4車線供用を開始し、仙台市内の交通環境の大幅な改善が図られました。

(次号へ続く)

**参考資料**
1 )「みやぎの国道をゆくみちずくりと沿道の歴史をたずねて」 著者 野村和正
2 )仙台西国道維持出張所事業案内パンフ
3 )作並温泉ホームページ

観桜会幹事より(報告)

恒例のみやぎ会観桜会は、去る4月22日(土)に23名の参加で和やかに行われました。
亡くなられた平山喜勝さんの奥様から、みやぎ会に対して御礼と寄付がありましたので報告致します。

( 担当幹事:田尻 )

親睦ゴルフ大会開催される

第11回「親睦ゴルフ大会」が、平成18年5月21日(日)グレート仙台カントリークラブで、9名が参加して開催されました。

当日は、天候に恵まれ眩しい新緑と爽やかで心地良い風が吹く中、参加者は和気合いあいとゴルフを楽しみ、親交を深めました。大会はダブルペリヤ方式で行われ、日頃の実力を発揮された佐々木洋治さんが運も味方に優勝、準優勝は片桐眞治さんが、第3位は菅原政一さんでした。

( 担当幹事:藤田 )