平成18年秋号(vol.3)
みやぎ会 鳳鳴大滝
鳳鳴大滝
みやぎ会の活動
平成18年ボランティア活動状況
ボランティア風景 ボランティア風景

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母なる広瀬川

平成18年夏号から紹介を始めた広瀬川について、高橋成美さんが引き続き流域沿岸の姿を紹介します。

放山

旧仙台市と合併前は、放山釣り場(沼)があり、それ付近から上流が旧宮城町となっていました。丘陵地を流れていた広瀬川が旧仙台市に流れ込む狭窄部で通称「放山」と言われ左右岸共地すべり地帯として知られています。

放山地区(川沿い) 放山地区(道路沿い)

放山地区(川沿い)放山地区(道路沿い)
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愛子盆地

愛子盆地では、高位から愛子I〜V面の5段の河岸段丘が認められます。大内(1973)は段丘構成層中の安山岩礫の風化度を指標として、仙台市中心部と愛子盆地の段丘面の対比を行っています。それによると、愛子II面が台原段丘、愛子III面が上町段丘(上杉付近)、愛子IV面(2段細分される)中町段丘(国分町、1番町)愛子V面下町面(米ヶ袋、霊屋)に対比されるようです。この中で愛子IV面は愛子盆地において最も広く分布する段丘面であり、広瀬川本流では作並温泉の約3km上流まで、大倉川では、定義、十里平付近まで連続的に発達しています。 (文献の拾い書きです。興味のある方は仙台市の旧地名等対比してはいかがかと思います、文献には地図添付してあります。)

広瀬川変遷
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蕃山山頂の祠

小学生の頃の記憶で蕃山山頂の祠があり、二体の人形が祭られている話によると義賊蕃次、蕃三郎であるいう。「蕃次、蕃三郎は仙台の金持ちから盗んできて貧しい人に恵み与えたという義賊である」伝説によると発祥地は名取川上流の二口周辺の磐司岩となっており磐司岩は、巨大な岸壁であることから、マタギの祖として磐司 磐三郎は、巨大岩神として崇めたところから発祥したとなっていまする。磐神はバンジンとなりバンジ変化し、やがて磐司磐三郎の英雄を作り上げていくのであります。

蕃山山頂の祠 蕃山を望む

蕃山山頂の祠蕃山を望む
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愛子盆地の山々

愛子盆地は、東は権現森(標高394.0m)、西番山(標高373.0m)北、西には泉ケ岳(標高1172.1m)、船形山(標高1500.0m)、白髪山(標高1284.0m)、面白山(標高1264.0m)に囲まれ水量豊かな盆地です。また、西蕃山、権現森、国見ヶ丘からは天気の良い日は太平洋が見え大型船がはっきり見えます。小学生のころ蕃山に上り船が見えたことに感激した覚えがあります。今は国見峠を通るとき朝夕眺めています。

泉ケ岳 泉ケ岳望遠

泉ケ岳泉ケ岳望遠
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(次号へ続く)

動脈たる国道48号

平成18年夏号から紹介を始めた国道48号について、八鍬新治さんが引き続き愛子バイパスから熊ヶ根橋の区間を紹介します。

愛子バイパス〜熊ヶ根橋

愛子バイパス(L=5.9km)は、仙台西道路から栗生団地内を通過し、愛子こ線橋で現道に接続する4車線の道路です。従前の愛子地区は交通量増加による混雑、道路幅員狭小、沿道環境の悪化など、主要幹線道路としての機能が低下していました。これらの諸問題を解消するために整備されたものです。

熊ヶ根橋拡幅補強事業、熊ヶ根橋は仙台市青葉区熊ヶ根地内の一級河川名取川水系広瀬川を渡河する橋長138mの橋梁で、昭和29年に供用され、50年が過ぎようとしている、近年の交通量の増大や通行車両の大型化によって全般的に老朽化及び損傷が進行し、又、車道幅員も6.0mと狭小で大型車両同士の橋梁上でのすれ違いができず観光シーズン等、渋滞の要因ともなり、度々事故が発生するなど、交通安全面からも危険箇所となっていた。

熊ヶ根橋(道路) 熊ヶ根橋(アーチ部)

熊ヶ根橋(道路)熊ヶ根橋(アーチ部)
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近年折立から斎勝川までの間に土地区画整理も進み、郊外型商業施設が立ち並び、町並みが変わっています。一般国道48号沿いには、観光地や景勝地も多く見られます。県道秋保温泉愛子線交差点を右折すれば、JR仙山線愛子駅、左折すれば錦ヶ丘団地を通り秋保温泉方面へ、又県道の側道を進み右折すれば月山湖・サイカチ沼へと向う。JR 白沢駅を通りすぎ国道457号交差点を左折し、5km先を右折して進めば秋保大滝、二口渓谷へと向う。

また、熊ヶ根橋を渡り熊ヶ根交差点を右折して1.0km先に水道記念館、4.0km先には大倉ダム、11.0km先には西方寺「定義如来」等があり、四季折々の季節感を感じることができます。

これらの状況を改善するために「熊ヶ根橋拡幅・補強事業」として平成12年度から事業に着手し、平成18年3月に完成し、車道幅員も6.0mから10.9mに拡幅され、安全性・利便性の向上が図られています。

国道48号航空写真

国道48号航空写真
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(次号へ続く)

**参考資料**
1 )「みやぎの国道をゆくみちずくりと沿道の歴史をたずねて」 著者 野村和正
2 )仙台西国道維持出張所事業案内パンフ
3 )作並温泉ホームページ

**写真提供**
1 )仙台西国道維持出張所
「みやぎ会」東北地方整備局局長賞を受賞
 

平成18年8月24日11時から仙台河川国道事務所において、東北地方整備局長表彰の伝達式と、仙台河川国道事務所長表彰式が執り行われ、わが「みやぎ会」からは清水副会長と、会長代理で平野幹事長が表彰式に参加しました。

今回の表彰は、「東北地方整備局長表彰」個人2名、3団体の伝達と、「仙台河川国道事務所長表彰」4団体、「(社)日本道路協会長表彰」の伝達1団体でありました。

みやぎ会の道路愛護活動は、平成8年度の「道路をまもる月間」をスタートに開始され、当初は少人数でしたが会を重ねる毎に参加者が増えて、今年の「道路ふれあい月間」には19名が参加して道路の美化運動に努めました。

記念撮影 表彰状

記念撮影表彰状
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また、東北地方整備局が、地域にふさわしい道づくりを進めることを目的として推奨する「ボランティア・サポート・プログラム」には、平成14年から積極的に参加して、4月から9月までの第4土曜日(午前6時30分〜午前7時30分まで)、愛子バイパスの歩道及び側溝の清掃作業を行い、道路環境の良好な保全に活躍しています。

「我が里を愛し 子孫へつなぐ道 ふれあいの道を美しく」は、「みやぎ会」のボランティア・サポート・プログラム標語ですが、錦が丘交差点に看板が設置されて会員の清掃する姿を見守ってくれています。

昨年の参加者数は、(道路ふれあい月間10名) (ボランティア・サポート・プログラム 77名)の合計延べ87名参加をいただきました。

こんな「みやぎ会員」の地道な活動が、今回の東北地方整備局長表彰につながったものと推察し、会員一同、さらに道路愛護思想の普及に努力していかなければと再確認いたしました。

(記  平野 多田夫)

トピックス

プロスキヤー三浦雄一郎は広瀬川のかっぱだった!

〜あの頑健な体力の基礎は広瀬川にあった〜

 

2006年9月4日、5日付け日経新聞「私の履歴書」という連載記事に三浦雄一郎氏が掲載しておりました。要約すると、1942年(昭和17年)三浦雄一郎氏がご幼少の頃(小学3年から3年間) お父さんの仕事の関係で陸前愛子農場(当時農学寮と言っていた)現在は広瀬高等学校敷地になっているところに住んでいたようです。弘前から転校し身体も弱かったようであるが、 当愛子に来てからメキメキ良くなり、夏の間は広瀬川のカッパとなり毎日水泳に明け暮れ、授業が終わると一目散に駆け下り頭が痛くなるほど、飛び込んだりもぐったり、 体が疲れるほど水遊びをしたと書いています。喉が渇いたらその水をごくごく飲んだ(こんなに美味しい水もなかったと)私の幼少の頃もきれいで泳ぎながらですが大分飲みました。 また、スキーの面白さに目覚めたのもこの頃で仙山線の八ッ森、面白山スキー場で愛子に住んでいたころで当時蔵王滑降もしたと書いていました。エベレストを滑降する身体の基礎の一部が愛子に有ったようです。

(記  高橋 成美)